天竜病院について

治療・療養

スヌーズレン

優しい香りに包まれた部屋には、透き通ったオルゴールの音色が響いています。
光ファイバーやランプの幻想的な光の中でハンモックがゆっくりと揺れています。
心地よいひと時が 人と人とのつながりを深めます。

心おだやかなひととき

スヌーズレン活動では、患者様もスタッフも「日常」から離れ、心地よい感覚刺激を全身で受けとめながら、共に楽しいひとときを過ごします。
スヌーズレン (Snoezelen) という言葉は、オランダ語の「クンクン匂いを嗅ぐ」、「うとうとする」という言葉を組み合わせた造語です。スヌーズレンの取り組みは、1970年代にオランダの障害者施設で考案され、ヨーロッパをはじめ全世界に広がりました。日本においては90年代から急速に広がり、障害者の施設のみならず高齢者の施設等を含めて普及しています。

充実した施設を完備

当院では、保育士や児童指導員が中心となり、重症心身障害の患者様を中心に実践しています。穏やかな表情でウトウトされる方、光をじっと見つめる方、機嫌のよい声をあげながらランプを触る方、患者様お一人お一人の感じ方、受けとめ方で楽しまれています。呼吸器を使われている患者様や児童精神科病棟の患者様、面会に来られた家族にも楽しんでいただいています。
平成24年11月に新しい療育棟が完成し、スヌーズレン専用室を設けました。最新の視聴覚器材に加え、「ハンギング・チェア」等の前庭覚(揺れ)器材や触覚器材も大量に導入しました。国立病院機構の中でもトップクラスの充実度を誇っています。今後もこれらの器材を仲立ちとして、患者様の個別性を大切にした、丁寧な係わりを行っていきます。

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